rails and trails

ごく私的な旅の記録です。山登りと鉄道の旅がメインです。

登山の記録

山の日新設記念!3泊4日でゆっくり立山と剱岳に登ってきた

北岳から臨んだ剱岳

北岳から臨んだ剱岳

2016年8月13日、山好きであれば誰もが待ちに待っていた日「山の日」がついに新設された。ここは登らないわけに行かないということで登る山を探し、縁あって富山県は剱岳に登ってきた。剱岳なんてまだ自分には早いんじゃ、と思っていましたが大事なのはやはり縁。ノリと勢いで登ってきてしまった。

0日目、新宿の長距離バスターミナル「バスタ」を出発したのが24:05。富山駅に到着したのが6時半頃。立山に向かう富山地方鉄道(通称地鉄)に乗るには駅をくぐって反対側に渡る必要がある。地鉄富山駅についた時には同好の士がすでに行列を作っていた。みんな考えることは同じようだ。

電鉄富山駅07:20発の各駅停車に乗って、08:24に立山駅着。ここまでは至って順調。ここからは立山黒部アルペンルートに入り、ロープウェイとバスを乗り継いで、立山登山の基地、室堂に到着。…となるはずだったが、ロープウェイが混雑により2時間待ちとなった。ハイシーズンには2時間待ちというのはよくあることらしいので、できるだけ予約していったほうが良さそうだ。お昼ごろに室堂に到着し、そこで昼食。ここまでの道のりをまとめるとこうなる。

24:05 新宿発 →(バス)→ 06:30 富山駅着 → 07:20 電鉄富山駅発 → (富山地方鉄道) → 08:24 立山駅着 → (2時間待ち)→ 10:30 立山駅発 →(ロープウェイ)→ 10:40 美女平駅着 → 10:50 美女平駅発 →(バス)→ 11:20 室堂着

室堂では登山届の提出ができる。登山届をチェックしてくれるおじさんがいるので、その人にコースの状況などを聞くと安心。室堂から歩いてほどなく1泊目の目的地、雷鳥沢キャンプ場に到着。

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テントは軽く100張ほどあり、多くの人が山の日を楽しんでいたようだ。

2日目、出発は朝7時頃。テントは張ったままにして立山に向かう。コースは雷鳥沢 → 一の越山荘 → 立山山頂。概ねコースタイム通りに登ることができた。立山山頂ではご祈祷を受け少し神聖な気持ちになった。

立山に向かう途中の一の越山荘では槍ヶ岳を拝むことができた

立山に向かう途中の一の越山荘では槍ヶ岳を拝むことができた

三角点。立山は富士山・白山と並ぶ霊峰ということもあってか三角点のプレートも渋い。

三角点。立山は富士山・白山と並ぶ霊峰ということもあってか三角点のプレートも渋い。

雄山神社。立山という山の隣に雄山という山がある。その山の頂上にあるのが雄山神社だ。

雄山神社。立山という山の隣に雄山という山がある。その山の頂上にあるのが雄山神社だ。

1996年に136年ぶりに建て替えられたという雄山神社本殿。

1996年に136年ぶりに建て替えられたという雄山神社本殿。

雄山神社参拝を終えたら、立山から大汝山、富士ノ折立から大走りを通って下山。雷鳥沢キャンプ場に戻る。この時点で11時半頃だっただろうか。これも余裕をもってあるいてほぼコースタイムどおりに歩くことができた。

大汝休憩所での一服。ココアとアーユルヴェーダ的チャイ。ビスケットもインド産とのこと。

大汝休憩所での一服。ココアとアーユルヴェーダ的チャイ。ビスケットもインド産とのこと。

中はチベット風にしつらえられた大汝休憩所。都内のカフェよりオシャレな気さえする。

中はチベット風にしつらえられた大汝休憩所。都内のカフェよりオシャレな気さえする。

雷鳥沢キャンプ場で昼食を取り、午後の山行を開始。目指す先は剱沢キャンプ場。雷鳥坂は見るからに厳しそうな坂なので、雷鳥坂は避けて新室堂乗越を経由して剱御前小舎のある別山乗越を目指した。距離は長くなるが、コースタイムは変わらないので雷鳥坂を行くよりは緩やかで歩きやすいだろう、と判断した。雷鳥坂は帰りに使うことにした。

15時過ぎに別山乗越に到着し、そこでついに威風堂々たる剱岳の姿を拝むことができた。

見るからにギザギザしていてどこから登れるものか全く検討のつかない剱岳

見るからにギザギザしていてどこから登れるものか全く検討のつかない剱岳

その後40分ほど高度を下げて剱沢キャンプ場に到着。到着する時間が若干遅かったため平らでテントを貼りやすい場所がほとんど空いておらず、しかたなく斜めの場所に幕営した。今年(2016年)は雪解けが早く、水が不足しているということで、水場は一つしか開けていなかった。トイレの水も十分でなく詰まっていたのがつらかった…

剱沢キャンプ場及び剱沢小屋ではヘルメットを借りることができず、借りることができるのは剱沢キャンプ場から歩いて30分の剣山荘だという。剣山荘のレンタルヘルメット、数に限りがあるということで前日のうちに借りに行った。体力的に余裕がある人はこの方法がいいだろう。他の方法としては、立山駅でレンタルするという方法もある。

この日は夜まで天気快晴。天の川やたくさんの流れ星を拝むことができた。

3日目は朝5時から行動開始。剱岳は渋滞するということを聞いていたので、他の人たちが本格的に動き出す前に動き始めた。お陰で空いてはいたが、一方でヘッドライトの明かりを頼りにすでに登り始めている人も何人もいた。

出発は夜明け前に。

出発は夜明け前に。

剱岳の手前の一服剱で夜明けを迎える。

剱岳の手前の一服剱で夜明けを迎える。

前剱を越えるとようやく剱岳が顔を出す

前剱を越えるとようやく剱岳が顔を出す

狭いハシゴの上をいくドキドキのコース…

狭いハシゴの上をいくドキドキのコース…

山登りというよりもはやロッククライミングだ。登山・下山合わせて13の鎖場がある。

山登りというよりもはやロッククライミングだ。登山・下山合わせて13の鎖場がある。

剱岳山頂からの景色。北アルプスの山々が一望できた。

剱岳山頂からの景色。北アルプスの山々が一望できた。

山頂は大賑わいだった。

山頂は大賑わいだった。

山頂、剱岳神社の前で

山頂、剱岳神社の前で

この後も鎖場を越えながら無事に下山。剱沢キャンプ場に戻ったのは13時ころだったと思う。この日頑張れば本当は雷鳥沢キャンプ場まで戻ることもできたけど、そこまでは頑張らず剱沢キャンプ場でのんびり一日を過ごす。

剱岳に剱岳に乾杯

剱岳に剱岳に乾杯

4日目、剱沢キャンプ場を出発し、別山乗越へ。剱御前小舎に荷物をおいて別山〜北岳へ。ここからの景色が今回の山行で一番の絶景だった。冒頭で上げた写真は北岳から剱岳を望んだ景色。剱岳のようなインパクトのある山をほぼおなじ高さから眺められる場所というのはそうそうないと思う。別山周辺からは白馬岳や五竜岳、笠ヶ岳に遠くは白山、富士山まで眺めることができた。今回の山行は本当に天気に恵まれていた。

雲海の向こうには百名山の数々が浮かぶ

雲海の向こうには百名山の数々が浮かんでいた

その後剱御前小舎から雷鳥坂を下り、雷鳥沢キャンプ場を経由して室堂方面へ。日本一高い場所にある温泉、みくりが池温泉で4日ぶりの風呂に入り、13:40の室堂発のバスで下山。早めに出たつもりだったが、立山着は16時過ぎになった。富山駅前で日本海の幸と日本酒を少しだけ楽しんで、18:11発の北陸新幹線で帰路についた。

富山は酒もうまいし、魚もうまい。更には素晴らしい山がたくさんある。こんなにいい場所他になかなか無いと思う。

富山は酒もうまいし、魚もうまい。更には素晴らしい山がたくさんある。こんなにいい場所他になかなか無いと思う。

テント泊縦走はこれまで北海道を中心にやっていたが、本州でのテント泊縦走はキャンプ場や山小屋が整備されているのでとても快適に過ごせる、ということに今さら気づいた。次は雲ノ平か日電歩道を歩きたい。

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