登山の食事

縦走時の食事として餅を持って行ってみた

2016/08/25

http://sghsr.naturum.ne.jp/e2464018.html

テント泊縦走の準備として重要なもののひとつが食事の準備。十分な栄養が取れるのは前提として、食事を検討するにあたっての観点は4つ。

  • 軽くてかさばらないこと
  • 手軽に作れて手間や資源(水・ガス)を無駄に使わないこと
  • 飽きない・おいしいこと
  • コストパフォーマンスがいいこと

種類をたくさん持っていけばもちろん飽きないし楽しいけど重くなる。フリーズドライ食品を持っていけばおいしいし軽い、けどコストは高くつく。全ての要件を満たす食べ物にはなかなか出会えないが、それを考えるのが山の食事を考える楽しさでもある。

カップラーメンはいいが健康面がちょっと気になる

http://www.makita415.com/tozan-201552/

自分は主食としては以前はカップラーメンを使っていた。これは味が濃くて飽きないし美味しい。ちょっとかさばるが軽い。しかも手早く作れて、汁をスープ代わりに飲めるので水・ガスの節約にもつながる。もちろん安い。ただ、最近はあまり体に良くないと思いカップラーメンは食べないようにしている。

アルファ米はコストだけが難点

http://miil.me/g/146fo

そこで次に利用しているのが定番のアルファ米。アルファ米は軽くてうまい。ただ、作るのに時間がかかる。カップラーメンの3分を待つだけでも待ち遠しいのに、アルファ米の待ち時間15分は永遠にも思える長さだ。その15分間空腹を紛らすために他の食事から始めているとその食事も終わってしまい、最後にようやくご飯ができてそれで締める、という飲み屋のコースみたいな食事になってしまう。しかも高い。米だけで一食250円から300円かかってしまう。街だったらヘタしたら安い弁当が1食買えてしまう。

ということで新しいソリューションを考えながらスーパーを歩いていた時に見つけたのが餅だった。

登山食としての餅はありなのではないか

http://sghsr.naturum.ne.jp/e2464018.html

アルファ米ほど軽くはないがかさばらない。調理時間は水に餅を入れて沸騰するまでお湯を沸かしてその後2分待つ。カップラーメンと同じくらいの調理時間でできる。茹でたお湯はそのままスープに転用できるから資源も無駄にならない。そしてもちろんおいしいし、コストパフォーマンスも悪くない。アルファ米一袋と切り餅3つ分くらいでだいたい同じくらいのカロリーが摂取できる。

実際に持って行ってみた

もう安定の旨さです。味噌汁に入れてもいいし、長く歩く予定の日や空腹の時は追加でもう一個ゆでてもいい。もちもちした食感も他の山の食事では得られない食感なので食べていて楽しい。これは最強の登山食を見つけた。

と思ったのもつかの間の話。食事が終わってからいざ片付けてみるととにかくコッヘルにベタつく。水で流しながら洗えばまだ取れないことはないが、北アルプスや北海道のように水が貴重な山域を歩いているときは、なかなか水を贅沢に使うわけに行かない。持ってくるとき、食べているときは完璧な食事だが、食べた後に落とし穴が残っていた。

まとめ

ということで、感想としては餅はあり。食べた後の片付けさえ気にならなければ最強の食事。が、片付けは大変。水を節約する必要がある場合はちょっと考えたほうが良い。

表にまとめるとこうなります。

食材 軽さ 資源 コスパ その他
カップラーメン 健康面が気になる
アルファ米 × とにかく時間かかる
コッヘル洗うの大変

完璧な食事というのはなかなか無いけれど、だからこそ登山の食選びは面白い。引き続き新しい食事を研究していきたい。

-登山の食事